独立公認会計士の足跡 学校法人の期中監査を行ってきました
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学校法人の期中監査を行ってきました

今日の気づき:1年経っても震災の影響は色々なところに残っている

今週の水・木は学校法人の期中監査に行ってきました。
1月に往査を行った学校法人です。
この学校法人は複数の幼稚園を所有していまして、規模的にはそこそこ大きい方だと思います。
私にとって、学校法人の監査を行うのは初めてなのですが、資料等がしっかり揃っていますので、とっつきやすい現場でありがたい感じです。

この学校法人監査も、私にとっては今期で2期目です。
1期目は、自分の与えられているパートをこなすだけで精一杯でしたが、2期目になりますと、若干余裕が出てきますので、他のパートに関しても興味を持ちつつ行っています。

会計監査という仕事は、どの法人形態であっても、基本的な進め方はほとんど同じだと理解しています。
簡単な話、財務諸表が定められた会計基準に従って作成されているか否かについて確認するだけですから…。
そのため、実際に取引が行われていたか?とか、会計処理が正しいか?といった事に対して、検証していくわけです。
ところが、法人形態によって、特殊なルールが定められている場合がありまして、この辺に関しては、都度都度、学んでいく必要があるわけです。

学校法人に関して言えば、基本金の概念がその一つであったりします。
基本金とは、「学校法人が諸活動の計画に基づき必要な資産を継続的に保持するために維持すべきものとして、その帰属収入のうちから組み入れた金額」とされていて、第1号基本金から第4号基本金に分類されています。
おおざっぱに言えば、会社でいうところの資本の部に該当するものですね。

ちなみに、学校法人は通常、国や地方公共団体から補助金を受けて運営されています。
正直なところ、学校法人の監査を行うまで、このような事は知りませんでした。
何となく、私立学校に国や地方公共団体が補助を行うというのは違和感があります。
ただ、この辺は教育産業の特権なのでしょうね。
まだまだ、世間には、私の知らない事が多々あるようです。

ところで、この学校法人、新入生の募集はすでに終わっているのですが、まだ募集枠が空いている幼稚園もあります。
理由を聞いてみますと、震災の影響で海抜の低い幼稚園との事。
私的には、確かに気にはなるかもしれないけれど、そこまで人数にぶれが生じるとは思ってもみませんでした。
やはり、お子さんを持たれているご両親からすると、気になるのでしょうね。

という感じで、学校法人は営利法人とは異なった面が色々ありますので、監査をしていてもなかなか面白いものです。
個人的には、少子化にいかに対応していくか?というところが、これから益々考えていかなければいけないのだろうな~。とは思っていますが…。

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テーマ : 会計・監査/公認会計士
ジャンル : ビジネス

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プロフィール

石原修

Author:石原修
公認会計士・税理士。
1972年、東京都生まれ。
中央大学理工学部管理工学科卒。

石原経営会計事務所の所長です。
財務・税務・会計に関するご相談を承っています。
また、投資・海外・ゴルフに興味のある方との繋がりも大切にしたいと思っていますので、よろしくお願いします!

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